部屋の中にいるから熱中症は大丈夫でしょう
コロナ禍でリモートワークが一般的になり、自宅での作業時間が増えた人も多いのではないでしょうか。
退職し、個人事業主へと準備をすすめている私も、自宅でのパソコン作業も増えてきました。
長時間のパソコン作業で目が疲れたり、運動不足になったりというデメリットもありますが、夏場には自宅での熱中症にも要注意です。
今回は、リモートワーク中の熱中症対策についてご紹介します。
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿の環境下で体温調節がうまくいかず、体内の水分や塩分が失われ、さまざまな症状が出る病気のことです。
熱中症は、軽度のものから、命に関わる重症例まで存在します。
熱中症の症状とは
熱中症の症状は、まず、だるさやめまい、頭痛、吐き気、食欲不振などが現れます。
さらに、体温が高くなり、めまいが強くなり、意識混濁を起こすこともあります。
重症の場合は、意識不明や脳障害を起こすことがあります。熱中症は誰にでもなる可能性があるため、予防が大切です。
リモートワーク中の熱中症対策3つ
1.水分補給の大切さ
熱中症予防のためには、こまめな水分補給が大切です。
エアコンの効いている室内で暑さを感じず、リモートワークで作業に集中していると水分補給を怠りがちです。
普段よりも水分補給を意識して、2時間おきに水分補給をおこなうなど、ルーチンワークを決めましょう。
ただし、水分だけでなく、塩分も一緒に取ることが大切です。
スポーツドリンクや、塩分を含むジュースなども取り入れるとよいでしょう。
2.冷房の設定を正しくする
熱中症予防には、冷房の設定も大切です。
しかし、部屋を冷やしすぎると、体調を崩す原因になります。
快適な温度帯は、28℃前後とされています。
また、室内の湿度も重要なポイントです。
湿度が高いと、汗が蒸発せず、体が冷えにくくなってしまいます。
冷房をつける場合は、適度な湿度を保つようにしましょう。
3.こまめな休憩を取る
リモートワーク中は、作業に没頭していて、つい長時間パソコンに向かってしまうことがあります。
しかし、長時間同じ姿勢でいると、血流が悪くなったり、体温が上がりやすくなったりします。
そのため、こまめな休憩を取るようにしましょう。休憩中には、水分補給を忘れずに行いましょう。
まとめ
仕事中に熱中症になってしまうと、集中力が落ちたり、体調不良につながったりするため、リモートワーク中でも対策は必要です。
特に夏場は要注意です。
最も大切なのは、水分補給です。
こまめに水分をとることで、脱水症状や熱中症を予防できます。
また、飲み物はアルコールやカフェインを控え、水やスポーツドリンクを選ぶようにしましょう。
冷房の使い方も重要です。
エアコンは風量は強過ぎず弱過ぎず、自分が快適だと感じる設定に調整しましょう。
最後に、仕事中にこまめな休憩を取ることも大切です。
15分程度の休憩を1時間に1回程度取ると良いでしょう。
また、休憩中は冷たい飲み物を摂取するなど、体を冷やす工夫も必要です。
これらの方法を実践することで、リモートワーク中でも熱中症を防ぐことができます。
皆さんも暑い夏場は、十分な対策を心がけましょう。
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