【体験談】職場での老害社員の特徴とは?対処法について

老害社員の特徴とは
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一緒に仕事をしている上司が「老害社員」で苦労をしている。
どう対処したら良いの?
私も悩まされて、ネットから様々な情報と対処法をチェックしました。
悩んでいるあなたへ向けて、私が行った対処法をお伝えします。

「老害社員」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「老害社員」とは、年齢や経験を理由に、自分の考えややり方を押し付け、周囲の人間関係を悪化させる社員を指します。

「自分は悪くない」「この会社は昔の方が良かった」などと、過去に固執して新しい考えや変化を受け入れようとしない人も少なくありません。

そんな老害社員と仕事をしていると、以下のような悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。

  • 仕事の進め方や考え方に納得できない
  • 仕事の邪魔をされて、思うように成果を出せない
  • 職場の雰囲気が悪くなって、仕事が嫌になる

もし、あなたがこのような悩みを抱えているのなら、この記事を読んでみてください。

目次

「老害社員」の10個の特徴

老害社員

「老害社員」とはどのような特徴があるのでしょうか?

個人事業主になろうと引継作業を行っていた私ですが、前任の社員が「老害社員」でした。

引継期間の2か月半の間にさまざまなことをされましたが、以下のような特徴がありました。

全て私が本当に受けたものですが、1人ではなく複数の老害社員がおり、複数の老害社員から受けた行動をまとめました。

「老害社員」の10個の特徴
1.理由なく怒る。
2.すぐに忘れる。
3.若いころの話をし始める。
4.女性社員を見下す。
5.自分が1番でないと許せない。
6.分からない仕事は人のせいにする。
7.自分の意見を曲げない。
8.失敗を認めず、人のせいにする。
9.人の意見を受け入れない。
10.仕事を放棄する

理由なく怒る

私が一番大変だったのは急に怒ることでした。

ある朝、仕事の準備をしているとパソコンの前に急に書類を置かれました。

何をしたいのか分からないので、そのまま準備を進めていると、

高齢社員
早く処理をしろっ!


と急に言われました。

置かれた書類は毎日行う作業でしたが、今までは営業開始時間以降に行っており、パソコンに書類を置かれたことがありません。

しかも、なぜ今日に限って急に怒って指示を出したのか意味が分かりません。

このように、なぜか急に怒って指示をだすことがしばしばありました。

すぐに忘れる

朝の準備で急に怒ってから数日後。

老害社員①が日ごとに怒る回数が増えており、老害社員②との対話をし、朝の準備で急に書類が置かれたことを伝えると

高齢社員
そんなことはしていない!


と怒りながら老害社員①が老害社員②に回答。

老害社員①が急にパソコンに書類を置いたことも、理不尽に怒ったことも

自分が不利となることは忘れていました

若いころの話をしはじめる

個人事業主の引継ぎは多方面に渡っていましたが、鳥取という地域性もあり、日中に暇な時間帯が毎日ありました。

暇な時間帯になるたびに

老害社員「若いころは、〇〇の仕事をしていて、△△に行ったんだ。」

という話を毎日聞かされました。

女性社員を見下す

個人事業主の引継ぎを行うために、一緒に仕事をしているのですが、毎日のように

高齢社員
あなたは下なのよ。
分かってる??


と事あるごとに言われ、日がたつと通常どおり仕事をしていても「上から目線なのよ」とも言われるようになりました。

部下ではなく、事業主の引継ぎだと分かっているのに、最後まで女性だからといって見下していました。

自分が1番でないと許せない

個人事業主の仕事は、お客さまと対応する業務もありました。

「新しく勤めることになりました。」とお客さまと仲良く話し終わり、お客さまが帰ると

高齢社員
そんな話はしなくて良いっ


と言われました。

自分がお客さまと仲良く話し、処理を進めていかないといけないようで老害社員たちから「私語はしなくてよい」と言われるようになりました。

そんなことをいう老害社員たちは、お客さまと仲良くいろいろな私語を話していました。

自分のお客さまを取られると思ったようで、何でも1番でないと気が済まないようでした。

あまりにも私語を話すなと言われたので、業務上の必要最低限の会話を行い業務を終えることにしました。

すると、指摘する点が無くなった老害社員たち。

最終的には、昼休憩等の私がいない時間帯に、私が処理を行った書類を細かくチェックして、ここが違うと指摘をするのが日課となっていました。

分からない仕事は人のせいにする

ある日のこと、お客さまから複雑な手続きについてどうしたら良いのか相談を受けました。

処理時間がかかるため、老害社員に顔を向けると

老害社員は「ここでは難しい内容だから」とお客さまを帰らせました。

すると

高齢社員
俺が話さないといけなくなっただろっ!
一人でお客さんに説明をしろっ!!


私は一人で説明できるんです。

処理時間がかかり、私の仕事が止まるので確認のため目線を向けただけなんです。

でも、老害社員は自分が良く分かっていない内容を急に自分にふってきたと思ったようでした。

このように分からない仕事を聞いたときとかは、なぜか私のせいにされました。

自分の意見を曲げない

個人事業主の引継ぎの内容は、私の前職にも関係する部分もありました。

お客さま対応もあったので、お客さまと対応していく中でこうしたら良いとお客さまに説明した内容も、自分の意見と違うものがあれば、

高齢社員
なぜ、そんなことを言ったんだ!


と曲げませんでした。

また、今まで教わっていた作業からその日に限り「この処理もして。」と言われることがありました。

私「この処理は今後もするのですか?」と尋ねると

高齢社員
…(答えない)


と、自分のその日の感情で一貫性のない指示を出していることについて、最後まで自分の意見を曲げませんでした。

失敗を認めず、人のせいにする

お客さまと話をしたい老害社員②。

知り合いのお客さまが来られたら、手続きの書類を自らお客さまに説明して機械処理を私にさせることがしばしばありました。

業務終了間際に、老害社員①から書類の書き方について細かい指摘が入り修正を行うことに

老害社員①「この処理はなんで受け付けたの!?」

すると老害社員②が

高齢社員
あなたが確認しなかったからじゃないっ!


老害社員①の書類の記載については、書き方は間違っていませんし、老害社員②が説明していたのを目の前で見てますよね。

老害社員②は、自分が説明して、機械処理してと私に頼んだのに、私の責任ですか。

これは私が被害を受けたケースですが、これ以外でも他の部署等に関係する内容も、まずは自分たちは正しいという概念で話を進めていました。

人の意見を受け入れない

日ごとに老害社員①の感情の波が激しくなりました。

一人でできる作業が増えていたので、お客さま対応等のスムーズにいっていたのですが、これが面白くない老害社員②。

さらに、暇な時間帯に毎日の処理や引継ぎ後の勉強をするのが気に食わない老害社員②。

私と老害社員②の二人の対話を行いました。

老害社員②「暇な時間があるんだったら、勉強じゃなくて老害社員①の手伝いをしなさい。」

私「老害社員①さんは、感情の波があるので、聞けるときがないんです。」

老害社員②「聞きなさい。」

私「老害社員①さんは、聞こうとしても勝手に作業をしてしまう。どうしたら良いのですか」

老害社員②「見て覚えなさい」

こんな調子の会話を2カ月で2回繰り返しました。

老害社員①はこの会話が聞こえていても、最後まで私に何かしてという指示することはありません。

自分の感情のおもむくままに仕事をする老害社員たちでした。

仕事を放棄する

新しく職場について、10日も経たないころ。

営業時間中に座布団を枕にいきなり寝る老害社員①。

私はまだ物の配置を全て理解していない状況なのに、仕事を放棄してきました。

寝だして数分も経たないうちに、お客さまが来局し、物の配置を聞かなくてはいけない状況になりました。

お客さまからも座布団を枕に職場の地べたで寝ている社員を起こす様子は見るにたえません。

別のある日、老害社員②は休憩室で熟睡。

昼休憩が始める時間まで起きません。

昼休憩の交代のため、私が休憩室に入ると、老害社員たちが寝ている時間に私が行った作業に文句を言いまくります。

そんなに作業が気になるのなら起きていればいいのに、自分たちのしたい作業でおかまいなしでした。

老害社員にしてはいけない3つのポイントについて

老害社員にしてはいけなかったこと

個人事業主の前任の老害社員たちと2カ月半仕事をしましたが、感情が高まってしまい、途中いろいろな場面でしてはいけなかったなと反省する行動がありました。

今まさに対応しているあなたに気を付けてほしいポイントを3つあげます。

してはいけなかったこと
①改善を行ってしまう。
②感情的になる。
③仕事に詳しくなる。

改善を行ってしまう。

高齢による個人事業主の交代だったため、長年同じメンバーで仕事を行ってきた職場。

様々な仕事の改編もありましたが、自分たちはこの方法が良いと改善もしておらず、古い書類も放置されている状況でした。

仕事をし始めて数日後。

老害社員たちが

高齢社員
今後事業主になるのだから、作業していく中でこうしたら良いんじゃないかと思うんじゃない?


と話しました。

最初は「まだ新人なので分からないです。」と話したのですが、数日後、空き時間にお客さまに提案する資料が古いことが判明。

私「この資料ですが、古くないですか?。」

と話しました。

提案書類はパソコンのデータから印刷するタイプだったのですが、上手く出力できない老害社員たち。

私がパソコン操作を行い、無事新しい資料を作成することに成功しました。

これが面白くない老害社員たち。

急に厳しい目線を向けるようになったのです。

自分は正しいを思っているので、ミスを指摘されると自分たちを攻撃しているように感じます

仕事に支障のある改善点を発見した場合は、老害社員ではなく、まず他の社員につたえることが先決です。

感情的になる

老害社員のあまりにもひどい言動に、一度感情を爆発させてしまったことがありました。

私「その発言はパワハラじゃないんですか!」

パワハラとは思っていないので、発言や行動がさらに悪化しました。

会社でパワハラの教育はしっかりとしており、勉強会も絶えず行っています。

でも、老害社員たちは私に対して怒鳴るのは指導であってパワハラではないと最後まで主張していました。

話し合いをしていく中で、自分たちがパワハラを受けているのだと思わせたいようで

高齢社員
あなたと話していると手が震えてくるのよ


と全く震えていない手と声で言い、パワハラアピールをされました。

こちらが感情的になることで、自分が上なんだから従いなさいとさまざまな方法で陥れようとします。

一定の感情で老害社員たちと仕事をしていくことが自分の身を守るために安全です。

仕事に詳しくなる

老害社員たちよりも仕事が詳しいと認識した瞬間に攻撃がはじまります。

私の中で、これは予想外でした。

自分の分からない仕事はすぐに仕事をふるので、他の社員が業務に詳しいと老害社員たちの負担が減るので嬉しいのではと思っていたからです。

実際には、自分が常に1番でありたいから、自分よりも上に立つことが気に入りません。

老害社員たちには目立たないように、分からないことや業務を進めていくことで必要なことは他の社員に尋ねることがオススメです。

老害社員に対して対処する3つの方法について

私が対応をしていく中で、最初にこうしておいた方が良かったなと思ったのは、以下の3つのポイントです。

対処する方法
①感情を出さない
②個人的なことを伝えない
③良いところを褒める

感情を出さない

自分が上に立ちたい思いが強いので、どんな時にどんな感情をもつのか、ゆさぶりを絶えずかけてきます。

特に怒りの感情を出した瞬間から、
こんな事で怒る我慢の足りない人だと優位に立ちたいので、大きな感情を出すのは控えた方がよいです。

個人的なことを伝えない

仕事でもプライベートでも優位に立たないと気が済まなくなるので、細かい事を伝えるとあら捜しを始めます。

仕事に関することのみ伝え、プライベートなことや個人的なことは伝えないのがオススメです。

良いところを褒める

自分が上に立ちたいので、褒められるのは大好きです。

私は最初のころは、業務をすることに対してオーバー気味に褒めていましたが、褒めすぎたことでプライドが高くなりすぎました

自分はこの人よりも偉いんだと、自覚したところから細かい指摘や急な激怒が始まりました

何事もさじ加減が必要です。

老害社員だと認識させる方法はあるのか

老害社員は自分が正義なので、認識することはありません。

とても悲しいことですが、悪いのは周りの人たちであるという感覚のみなので、老害をしていると認識させることはできません。

老害社員と一緒に仕事をするのが無理な時はどうするのか

では、関係性が悪化し、一緒に仕事をするのが苦痛になりはじめたらどうしたら良いでしょうか?

第三者に相談する

信頼できる上司や友人、家族に相談しましょう。

自分ひとりで考えていると、私の場合は怒りの感情しか起きませんでした。
ただし、この状況と感情が独りよがりによるものなのか、老害なのか考えても分からず、SNSやインターネットで絶えず調べる日々が続きました。

あまりにも老害社員たちの言動が強くなった時に、思い切って第三者に相談しました。

いろんな立場のいろんな視点からアドバイスをもらうことができました。

1人で悶々と考えるよりは第三者に相談し、他の視点からのアドバイスをもらうことが大切です。

その中で良かったのは

①一緒の空間にいると良くないだけだから、暇な時間は「外に掃除してきます。」と離れる。
②ふんわりとほほ笑んでいる表情を崩さないまま、老害社員たちと話をしない。

これらが良かったです。

仕事をしている状況を見に来てもらう

私の場合、最終的にほぼパワハラに近い状況になっていました。

お客さま対応にも支障をきたしていたため、相談したの知り合いの人たちにお客さまとして見に来てもらいました。

その際に、老害社員には知り合いが来ることは一切伝えませんでした。

知り合いも演技をしてくれて、老害社員たちはお客さまが知り合いとは気が付いていませんでした。

そのため、老害社員たちの暴走は通常どおり止まりません。

私が知り合いの対応をしようとすると、他のお客さまの対応している老害社員たちは、自分たちの仕事を放置し、絶えず口をはさんだり大声で指導したりしました。

外から中で対応している声が大声で聞こえたことで、もう十分だと中に入らない知り合いもいました。

伝えなかったことで、仕事をしている日常を第三者の目線から見てもらうことができました。

職場がお客さま対応をしている場合、日常の風景をみてもらい第三者の目線から様子を確認してもらうことも有効です。

転職する

相談した第三者の人たちから、対応の状況を見てもらったあと、話し合いをしました。

「あの状況では、仕事になっていない。辞めなさい。」
「老害社員たちは、引き継ぐ気持ちがないんでしょう。あの様子だとすぐに引き継げないでしょう。」

との回答を受け、個人事業主の引継ぎを一旦中止することにしました。

仕事にならない状況を続けていても、私自身の感情も体調も悪化する一方ですし、対応する他の社員やお客さまにも迷惑がかかります。

改善の見込みがないときは、転職するのも一つの方法です。

まとめ

老害社員と一緒の仕事は、最後の方は苦痛の連続でした。
私の場合はお客さま対応もある仕事だったので、第三者に見てもらうことで、冷静な第三者の意見を聞くとともに相談している内容の信ぴょう性も伝えることができました。
このまま仕事を続けていたら、心が壊れている可能性もあったと思います。
今悩んでいる方も、いろんな方向性を持って対処していただければと思います。


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