免許合宿と通学。40代にはどちらがオススメなのか
インターネットで調べると、40代でも免許合宿が受けられる自動車教習所が見つかります。
退職後の休暇や転職活動の合間に、免許合宿で手早く運転免許を取得したい!
46才で自動車教習所に通った私からあなたへ伝えたいのは…。
40代の方には、通学がオススメです
自動車教習所の運転免許取得までの流れ
2023年4月現在の自動車教習所の運転免許取得までの流れは以下の通りです。
(自動車教習所の授業のながれ)
〇第1段階
学科教習(基礎的な内容)
効果測定(学科教習が全て終わると受ける仮の試験。仮免許試験前に合格する必要がある)
技能教習(教習所内での車の操作)
みきわめ(技能教習が全てクリアした後、仮免許試験の技能に合格するための技術が備わっているのか教官がチェックする)
〇仮免許試験
第1段階の効果測定、みきわめに合格した者が受験する試験。
教習所内での車の運転及び学科試験が行われる。
〇第2段階
学科教習(第1段階の基礎的な部分を理解した上で実際の運転時に必要となる知識)
効果測定(学科教習が全て終わると第1段階も含めたすべての教習の内容から出題される仮の試験。卒業検定前に合格する必要がある)
技能教習(実際の一般道路で車の操作を行う)
みきわめ(卒業検定時に運転する場所等を実際に運転し、卒業検定に合格するための技術が備わっているのか教官がチェックする)
〇卒業検定
路上での車の運転のみ。
自動車教習所では、卒業検定の合格をもって卒業となる。
〇本試験
自動車教習所の卒業検定を合格した者は、住民票のある地域の運転免許試験場で本免許の学科試験を行う。
(自動車教習所の学科教習の流れについて)
コロナ禍から学科教習はオンラインで行う、自動車教習所が増えています。
学科教習は自宅やホテル等で、パソコンやスマホを活用し、自動車教習所指定のオンライン授業を受けます。
また、実技教習前の時間の空いている時に、自動車教習所の教室で一人一人がスマホ等を活用してオンラインの授業を受けることも可能です。
【体験談】46才女性が自動車教習所に通い運転免許を取得した
私は通学で運転免許を取得しました。
実技教習は、1時間ごとに技術を取得する項目が決まっており、技術が達していないと再度同じ実技を受けなおす補習があります。
車の操作に慣れることがなかなかできず、補習をする項目がいくつか発生しました。
記憶力と判断力が鈍る40代の免許取得には、実技が進むにつれて復習が重要となります。
自宅に戻ってから、教科書を読みなおしたり、YouTubeの車の運転操作を見ながらイメージトレーニングを繰り返したりしました。
翌日の技能教習で合格するのを先行したため復習に時間を取り、夜遅くまでオンライン授業を受ける日々もありました。
免許合宿では、基本的に若い人たちが参加するため、技能教習で習得する力が40代よりもはるかに高いです。
一緒に免許取得を目指す仲間が若ければ若いほど、自分だけがついていけない危険性があります。
あせりが出てくると、技能教習もホテルや空いている時間でのオンライン授業も身に入らなくなります。
自宅に戻ってリラックスした環境で過ごし、自分のペースで技能や学科教習も受講することが大切です。
実技や学科がスムーズに進まない時には、焦りを抑えるために好きな音楽やリラックスタイムを持つなどのサポートが必要です。
通学でも今は早く自動車免許を取得することが可能です。
私の場合、2023年4月20日から学科試験と実技を開始し、2023年5月22日に自動車教習所の卒業検定に合格しました。
まとめ
40代の免許取得は、免許合宿より通学がオススメです。
技能教習が始まると、予習よりも復習が必要となり、自分ではできると思っていたこともできないことに気づかされます。
周りの人たちのスピードに流されず、リラックスした環境で学習することのできる通学が40代には合っています。
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